犬が死ぬ前の行動の具体例とは?愛犬の死を予感した時に飼い主が出来ること

ペットロス

犬が死ぬ前の行動には意味があります。

この記事は「犬の死ぬ前の行動」「飼い主が最期にしてあげられること」についてご紹介します。

愛犬とのお別れの日にできる限りの安らぎと愛情を与えてあげられますように。

犬が死ぬ前の行動について

犬が死ぬ前の行動には大きく分けて2パターンあります。

・病院に行く必要があるパターン
・飼い主に伝えたいことがあるパターン

病院に行く必要があるパターン

一つ目の「病院に行く必要があるパターン」には次のような身体的症状を見せます。早急に診察を受けるようになさってください。

■ 急激な食欲不振・水を飲まない

心臓や肺に問題があるケースも。浅い呼吸やうめき声を伴う場合は緊急性が高いです。


■ 呼吸が苦しそう/荒い/不規則

心臓や肺に問題があるケースも。浅い呼吸やうめき声を伴う場合は緊急性が高いです。


■ 嘔吐・下痢を繰り返す

高齢犬でも急な嘔吐や下痢が続くと命に関わります。血が混じる場合は特に注意。


■ 排尿・排便がまったくない/血尿・黒色便

腎臓や肝臓、腸に異常がある可能性があります。完全に排泄が止まっている場合は即受診を。


■ けいれん・意識がもうろうとしている

脳の異常、中毒、または老衰の末期症状である可能性も。早急な判断が必要です。


■ 歩けない・ふらつく・立ち上がれない

関節や神経、内臓疾患による衰弱も考えられます。痛がる素振りがある場合は特に注意。


飼い主に伝えたいことがあるパターン

あきらかに問題があって病院に行くパターンとは違い、自分の死期を悟った犬が飼い主に伝えたいことがある時に見せる行動です。

■ 飼い主の手や足をずっと舐め続けてくる

「ありがとう」や「覚えていてね」を伝えたくて、大好きな匂いを確かめるように舐めていることがあります。最期にあなたを感じたくて、必死にアピールしてしまうのです。


■ 夜寝る時も身体をくっつけてくる

離れるのが怖いのです。会えなくなる気がして、もう少しだけ一緒にいたい、そんな気持ちで、ずっとあなたの温もりを求めているのです。


■ 自分の手足を異様に舐める

伝えたいことがあるのに言葉にできないもどかしさや不安を、自分を落ち着かせる行為に変えていることがあります。


■ 散歩中、じーっと風景を目に焼き付けるように見る

毎日歩いた道や公園を、心に刻んでいるかのように見つめる姿は、その子なりにお別れの準備をしています。「この世界が大好きだった」そんな静かな感謝の時間です。


■ 涙を流す

痛みや不安、そしてあなたへの思いが死に際の時に溢れてしまいます。
犬が泣くことは稀だからこそ、本気の気持ちだった可能性が高いです。


■ 目を合わせてくれなくなる

悲しませたくない、弱っていく自分を見せたくない。そんな気丈なやさしさの表れです。「大好きなあなたの目を見たらこの世界に未練を残してしまいそうだから我慢」という静かな覚悟のサインです。


■ 何度も起こしにきて寝させてくれない

眠っている時間が「あと少しかもしれない」と、本能的に感じているのです。「今はそばにいて僕を見てて」そんな強い願いが、行動になって現れてしまいます。


■ 寝っぱなしでキューンキューンと泣く

眠る力もなくなっていく中で、気持ちだけがあなたに届いてほしいと叫んでいるような声です。「まだ伝えたいことがあるのに」という最後の訴えです。


■ 一人で別の部屋に行きたがる

飼い主に心配をかけたくない、立派に旅立ちたいという健気な本能です。
本能はそうでも、本当は見送ってほしい、傍で眠りたいと、心の奥では思っている子もいます。


■ ゲージ内にいると突然吠えまくる

今までは我慢していたことを、「もう隠さなくていい」と感じて叫んでいるような状態です。「思い残したことを、ちゃんと届けたい」そんな魂の叫びです。


■ 大好きな散歩を嫌がる

いつもとは真逆の行動をとることで、飼い主に自分の最後の時を知らせようとしています。どうしても分かってほしい、言いたいことがある時に見せる行動です。


■ 家中を徘徊して家中のあちらこちらを見て回る

大好きな場所を目に焼き付けておきたい。それと同時に静かに1人で旅立てる場所を探しているのです。


■ 死ぬ前に“最後の元気”を見せる

ずっと寝てばかりだったのに、亡くなる前だけはごはんを食べて、歩いて、しっぽをふってくれた――
そんな奇跡のような元気を見せる子がいます。

でもそれは回復ではなく「旅立つ前に、あなたを安心させたかった」「元気だった頃の自分の姿を忘れないで」そんな強くて優しい想いが、身体を一瞬だけ動かしてくれるのです。

それが、この子なりの最期の贈り物なのです。

その他にも、色々な仕草や行動で自分の想いを伝えようとアピールしてくることがあります。


愛犬の死を予感した時に飼い主が出来ること

今できる精一杯のことをして愛情を注いであげたいですよね。

けれど、本当に喜ぶことをしてあげなければ愛犬は幸せな最後を迎えられません。

実際に、深刻なペットロスで苦しむ方の9割が

「納得のいく看取り方をしてあげれなかった」

と後悔に苦しんでいます。

▶看取り方で後悔している人たちの声

▶ 「嫌がってるのに、栄養のためだと信じて無理に食べさせた」

柴犬のコテツ(15歳)は、最期の1週間、急にご飯を食べなくなりました。

私は「これじゃ体力が落ちて死んじゃう」と思って、スポイトやシリンジで無理に口に流し込んでいました。

コテツは目をそらし、逃げるように頭を背けていたのに、私は「嫌がるのは仕方ない。栄養をきちんと取るため。」と信じ込んで…。

亡くなる前日も、必死で口を開かせました。

最期の時間を苦しさと嫌悪感で埋めてしまったのかと思うと、今でも消えない罪悪感が残っています。

▶ 「ずっと身体を触られるのを嫌がってたのに、寂しくてスネていると勘違いしてた」

ヨークシャーテリアのリン(14歳)は、亡くなる1ヶ月前から、お腹を見せなくなりました。
撫でると震えたり、遠ざかるような動作をしていたのに、私は「遊んであげなくてスネてるんだ」と思って、毎日ぎゅっと抱きしめていました。
後になって、内臓がかなり痛んでいたと知りました。
痛みから逃げたくて避けてたのに、私はそれを愛情だと勘違いしてた――
あの子にどれだけ苦痛を与えていたのかと思うと、自分を責めずにいられません。

▶ 「鳴くことが増えたのに、“わがまま”だと思って突き放してしまった」

ビーグルのナナ(16歳)は、夜になるとやたら吠えるようになりました。昼間寝てばかりいるくせに、夜になると起きてキュンキュン鳴いたり、吠えたり。

「もう老犬だからわがままなんだろう」と思って、寝室に入れてあげるのもやめました。

でも今なら分かります。

ナナは、不安だったんです。ひとりで暗闇にいるのが怖くて、私を呼んでいたんです。

大好きだったのに…最後を迎えるまでの間、なんて可哀想なことをしてしまったんだろう。

気づいてあげられなかったことが、今も一番後悔しています。

▶ 「どこかに行きたそうにしてたのに、“歩かせたら危ない”と止めてしまった」

シーズーのミルク(17歳)は、亡くなる2週間くらい前から、急に玄関に行きたがるようになりました。

何度も何度も、玄関の前に立っては振り返って私を見る。

でも私は、「もうふらついてるんだから、外に出したら危ないよ」と止めていました。

後になって、犬は旅立つ前に“自分の最期の場所”を選びたがることがあると知って、ミルクは私に「一緒に行こう」と伝えてたのかもしれない、と気づいたんです。

それを一度も叶えてあげられなかったことが、今も胸に刺さったままです。

タイトルとURLをコピーしました